
プレゼンなどで他者に何かを伝えるときに有効なのは言葉だけではありません。
イラストやアイコンなどの視覚的に相手に情報を伝えることも非常に有効です。
パワーポイントで資料を作る際、文字だけのスライドだとどうしても殺風景に見えてしまいます。
本記事ではそうしたパワーポイントで使用できるイラストやアイコンに関して紹介します。
アイコン・イラストの有効性
アイコンやイラストを用いることの有効性は「文字数の削減」「完成度の向上」が挙げられます。それぞれ実際のスライドを比較しながら見ていきましょう。
文字数の削減
パワーポイントの資料を作成した際に、すべての情報を文字にした場合はどうなるでしょうか。
実際に作成したものを見てみましょう。
【文字のみのスライド】

よく読めば何が言いたいのかはわかりますが、文字ばかりで視覚的なアクセントがなく、聞き手には伝わりにくくなってしまいます。
では先ほどの資料にイラストを追加してみます。
【文字とイラストを用いたスライド】

イラストを追加すると、スペースの都合上、文字も必然的に少なくなります。
そのため、すっきりとしたページに仕上がり、資料としての読みやすさは一目瞭然です。
文字数を減らしつつ読みやすさがアップするなど、イラストを用いることには多くのメリットがあります。
完成度の向上
まずはアイコンを追加する前の資料を見てください。
【アイコンなしのスライド】

顧客へ説明するための資料としては十分に成り立っていますが、見る人によっては物足りないと感じるかもしれません。
次にアイコンをつけると、どのように変わるか見てみましょう。
【アイコンありのスライド】

アイコンをつけただけでその他の違いはありませんが、こちらのほうが使用する際のイメージがしやすいのではないでしょうか。
このようにアイコンやイラストを上手く使うと、資料に想像力を付与できるようになります。
フリー素材サイト3選
パワーポイントで使用できるイラストやアイコンは、デフォルトのものもありますが、ネット上には自由にイラストやアイコンが使えるフリー素材サイトというものがあります。
ここではそうしたフリー素材サイトをいくつか紹介します。
ピクトアーツ

https://pictogram-free.com/01-lifestyle/001-simple-art.html
人に関するイラストやアイコンが豊富に用意されているサイトです。
人のアイコンなどは汎用性が高いので重宝すること間違いなしです。
いらすとや

続いては、ご存じの方も多いかと思いますが、人だけでなく建物や道路など様々なイラストが用意されているサイトです。
種類が豊富にあるので、イラストを探すときはまずここから探すようにしてもよいでしょう。
ピクトグラム2.0

ピクトグラム2.0には標識で使われるような、無機質なアイコンやイラストが多数用意されています。
個性的なのも多いので、周りと差をつけたいときはオススメのサイトです。
まとめ
イラストやアイコンの活用は、資料に説得力や想像力を持たせるだけでなく、資料作りが簡単になるというメリットがあります。
使い過ぎはよくありませんが、適量であればデメリットはありませんので積極的にアイコンやイラストを活用して、よりよい資料作成を目指しましょう。
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